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2011年12月 8日 (木)

賃貸家賃保証制度

最近、保証会社に家賃保証金を払っての賃貸契約が都会では常識になっておりますが、一部都会ではしょうがない面もありますが・・・。

私の商圏でいえば、滞納は稀にありますが、最終的に家賃入金ができないのは、200人に1人あるなしです。

金額でいえば、200人が3万円を掛けると、600万円、この600万円でたった1人の滞納家賃数万円を保証となります。善良な人がバカをみます。

つまり、国東の賃貸市場の場合、約10万円程度の負担をすれば2年間くらいで600万円になるわけです。金利/年3000%、ムチャクチャです。サラ金(サラ金上限金利は年20%まで)とか比ではありません。サラ金の150倍です。

また事前審査をし、遅れない人のみ、契約し保証に入れるのもおかしい、明らかに遅れそうな人はお断りする。保証に入れば保証人は不要なはずだが、保証人もとる業者もある。本来は遅れそうな人からのみ保証金をとるのが、家賃保証であるはず。

取り立ても強引で怖いともと聞いており、われわれ地元業者の調子ではいきません。

また、どのような取り立てをしたかも弊店では分からず、その後の入居者との応対の仕方が難しい面もあります。

生命保険、自賠責等も考え方は同じですが、これらは互助精神があり、家賃保証制度には互助精神は薄く、ただ大家のリスク回避、保証会社の収入優先で、全く異質のものと思います。

弊店では滞納は人に応じ、その都度、支払い可能な方法を協議しております。保証人さんまでも行くこともまずありません。

家賃保証制度を使ってくださいと勧められますが、弊店では一切利用しておりません。

大家さんとしては良い面もありますが、消費者にはムチャクチャ不利な契約であり、大家さんと消費者の中間の立場に立つ弊店では、今後も一切利用いたしません。

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