空き家バンク
市の空き家バンクもそこそこ実績をあげ、市外からの移住者もありますが、チョット疑問に思うことがあり、確認のため昨日空き家バンクに返答を求めに行き、少し声が大きくなりすぎました。
空き家バンクで市外からの移住者を増やすのは良いことですが、空き家の所有者が、私たち不動産業者と空き家バンク両方に売買、賃貸の依頼をしている物件で、賃貸料年間10万円の物件も売買600万円の物件も同じ扱い方で仕事をしていることです。
私が鍵を預かっている物件で、紹介するので鍵を貸してくださいと市の担当者が来、鍵を渡しましたが、その後、不動産屋みたいなことをしているなーと思い、チョット疑問が湧き確認にいきました。
物件を紹介するだけで、契約は不動産業者に行ってくださいと言っているそうですが、業者は仲介手数料をとるので、ほとんどが当事者間で契約をしてしまいます。
高額物件の場合、瑕疵担保責任、重要事項説明等が不足で、特に買主に不利な契約になってしまい、不測の事態で高額負担になったときはどうするのかが、想定できていません。高額物件を簡単に扱っています。
業者は国に供託金を積み、保険をかけて仕事をしていますが、空き家バンクは業者を入れてくださいと言うだけで、責任の所在があいまいです。この確認をしたくて、声が大きくなりました。
そうしたら、すぐに鍵を返却にきましたが、これも違います。物件は案内をしても良いが買主保護のため業者のところに案内をしてあげるまでしないと、売り主、買主とも公平な取引になりません。
今、銀行も土地の融資をするのに不動産業者を入れます。責任の所在を明らかにするのです。
費用対効果をみても移住者が増えるメリットより、市担当者の人件費ほうが(デメリットとはいいませんが)多分大きいと思います。
空き家バンクを否定するものではありませんが、チョット疑問を感じました。
業者は年間賃貸料10万円の物件などは扱わないので、自分勝手すぎるかな~。
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